オペラとは

舞台稽古に思う…

オペラとは、とてつもなく大きな構造物。

人間も、そこでは歯車の一つ。

作者も主演俳優もひとりの労働者だ。

しかしその歯車のひとつ一つに、熱い血が流れている。
知性がある、
情緒がある、
礼儀もある。

朝「おはよう」と皆で声を掛け合い、夜は「お疲れさま」と言って去って行く。


確か、スペインのサグラダファミリア建設には百年以上の歳月が費やされているのではなかったか。
エジプトのピラミッドは作るのに何年かかっただろう。
じゃあ万里の長城は?
六本木ヒルズは?

僕等の四年半も(ブラックジャックも)もうじき実を結ぼうとしている。


オペラとは、とてつもなく大きな構造物。

その最初に蒔かれた種が、なんと「音符」という種であったということに、今更びっくりする僕でありました。

中央はオールドベティ役の
鷲尾麻衣さん

ね、書いた楽譜が立体になる、音楽が立体になるということは、こういうことなのです!

音が立体にPart2
音が立体になるということが
どれだけワクワクすることか
まだお分かりいただけていないようですので
今一度ご覧いただきましょう。
まずこれはオーケストラピットというものでございます。
この赤いところの椅子の上に、私は座るんざんすけど…
目の前には私の書いた歌とオーケストラのスコアーという「設計図」でもあり編み上がった「編み物」でもあるという書物が。
そのスコアーの延長線上に舞台があり、役者がいる、というわけです。

音が立体にPart2

音が立体になるということが
どれだけワクワクすることか

まだお分かりいただけていないようですので

今一度ご覧いただきましょう。

まずこれはオーケストラピットというものでございます。


この赤いところの椅子の上に、私は座るんざんすけど…

目の前には私の書いた歌とオーケストラのスコアーという「設計図」でもあり編み上がった「編み物」でもあるという書物が。

そのスコアーの延長線上に舞台があり、役者がいる、というわけです。

指揮秘策、検討中!

いよいよオーケストラピットへ!



なんとなく楽しそうなワタシ…

指揮法!



秘策!!



ただいま研究中!!!

乞うご期待…



って、何じゃそれ!!!

作曲者の見た眼 稽古場はオモシロイ物に溢れている。 ほら… 突如こんなものが 1:万が一に備えて? いや、そうじゃなくて。 隣はこうだし… 2:! 小道具。 これも… 3:これも。 4:だんだんこれらが生き物のように見えて来ます。 こいつなんかね、いい奴です。 5:この人も頑張っています。 6:おっとこれは小道具ではありませんでした。 最後にパチり これは実物です!

まあ、月並みですが… お稽古の後、といえば… やっぱりこうですよね。 ちなみに、店はほぼ貸し切り。 声楽家のパーティ… 喉が枯れるぅ。 うるさいうるさい。

ほうらほら、音が立体に! 僕は稽古場が大好きだい。 なぜなら音楽が立体になるからさ。 一番ワクワクするこの瞬間、もう泣いちゃうよ。 ほうらほら… 分かるかなぁ~ 素晴らしいスタッフに囲まれて… 音が立体になっていくよ。 浜松市民もこの通り… カンパニーの重鎮、玉川先生も オレの出番かぁ? というわけで、 稽古場が好きさ。 分かるかなぁ、僕がどんなに嬉しいか!

スコアーも里へ帰る 2014年お正月、歌劇「ブラックジャック」の第一幕の一ページ目を書き始めたここ、那須の御用邸。ではなく別荘、別宅、山小屋、古屋、荒屋? 正確には「ゴルフやんないくせにゴルフ場の脇に建てたロッジ風の家」、にお里帰りしたブラックジャックのスコアーたち。 ここの唯一の自慢は、夏は涼しい風の香り、冬は薪ストーブ。 昨日なんかは雨も手伝い、半袖ではちょっと寒かった。8月の那須。夏の那須。 ここで自分の書いた音符達と改めて対面。すでに音合わせは始まっているけれど、自分の書いたイメージを、しっかり確認。 よかったよかった、書き上がって。

いろいろあるね 色々ね 朝の10時に浜松入り。 10時半からオーケストラ稽古開始。 一時間休憩の後、キャスト全員入って一幕からリハーサル開始。 そう、今日は初めてのオケと歌の合わせなのです。 何度も繰り返しリハーサルしたいところ、もちろん沢山あり。ううむ、だけど一幕二幕三幕とあり…、とっとこ行かないと最後まで辿り着かない。キャストは全員待ってるし…。 丁寧にやりたい、けど一日じゃ無理! と、心で不平を言いつつ先へ先へと進む。 良いところも一杯あり、まだまだなところも一杯あり。...

いろいろあるね 色々ね 朝の10時に浜松入り。 10時半からオーケストラ稽古開始。 一時間休憩の後、キャスト全員入って一幕からリハーサル開始。 そう、今日は初めてのオケと歌の合わせなのです。 何度も繰り返しリハーサルしたいところ、もちろん沢山あり。ううむ、だけど一幕二幕三幕とあり…、とっとこ行かないと最後まで辿り着かない。キャストは全員待ってるし…。 丁寧にやりたい、けど一日じゃ無理! と、心で不平を言いつつ先へ先へと進む。 良いところも一杯あり、まだまだなところも一杯あり。 それでも何とか最後までお稽古してしまった。 終わったのが夜の7時。 いや~ん、腰痛~、さすがに。

いよいよ盛り上がって来ました! 8月8日 札幌交響楽団のコンサート キタラの楽屋で密かに「ブラックジャック」の譜読みをする(30分だけよ)。 そのピアノの音に発奮し、思わずタクトを振りまわす、付き人富ちゃん三態。 下は8月4日の稽古中のスナップ 中島実紀(邦子) 澤村翔子(麻子) の嫁、姑の喧嘩。 最高です!